INTERVIEW

インタビュー

インタビュー

創新ヘルスケアを起業した松浪ケンタ代表取締役会長と北島万乘代表取締役社長。
同じ清風高校出身(北島は中退)であり、ともに格闘家兼ギタリストという共通の横顔を持つ。
ベンチャー政治家を自任し、常に道州制や政界再編、社会保障改革などの壮大な夢を追い続けてきた松浪と、創業8年で売上高30億円の企業を立ち上げた北島が、日本の社会保障に貢献するべくビジョンを語った。

代表取締役会長 松浪ケンタ×代表取締役社長 北島万乘 代表取締役会長 松浪ケンタ×代表取締役社長 北島万乘

Q.まずお互いの経歴をお願い致します

松浪はい。私は産経新聞記者から衆議院議員(5期)を経て、現在は大阪都構想を実現する為に、大阪府議会議員になったところです。私の後援会長を務めて頂いた故堺屋太一先生は「日本は今、明治維新、終戦に次ぐ第三の転換点にある」とよく仰っていました。そのお言葉を追いながら、道州制、大阪都構想、人口減少問題、政界再編などをテーマにベンチャー政治家を自任しながらやってきましたが、民間企業の革新の必要性を大きく感じるようになりました。北島君との共通点はまさにベンチャー精神ですね。

北島私は広告会社などを経営する中で、とりわけショートメッセージを中心に顧客との関係を広げていくビジネスに関わり、社会保障分野に詳しい松浪先輩とお話をしていくうちに医療分野に大きな可能性を見出しました。今でも空手やプロレスの試合に出たりもしていますが、元々はメジャーデビューもしたギタリストです。また同じ高校出身である先輩は、総合格闘技を経てプロボクサーのライセンスも取る一方でギターも上手い。感性と生き方、そして志が一致して、一緒に起業することになったのです。

Q.現在の医療分野そして社会保障をどのように考えていますか?

松浪ケンタ代表取締役会長

松浪日本の社会保障は今、世界でも希な、というか世界でも例を見ない人口減少に突入しています。僕と北島君が平均寿命を全うする頃には、日本の人口は3分の2になる。高齢化率は40%を超えてくる。こんな人類が歴史上に経験したことのない状況を打破していくには、行政も大事だけれど、企業が様々なイノベーションを起して立ち向かって行かなければ、日本は必ず行き詰まる状況です。そんな状況について、経営者の立場から北島君に長年、意見を求めてきました。

北島そうですね。普段先輩が教えてくれるように、日本の人口が減っていく中で、取り分け予防医療や混合診療、終末期医療も含めた医療の在り方の変革が、日本の国全体にとって、重要なんじゃないかなっていう風に私としては考えてます。まずは予防医療分野という保険適用外の分野が重要であり、またそこへのアプローチが解決策に繋がるのではないか、と考えています。

松浪社会保障費の確保が難しくなる中、予防医療はどうしても手薄になりがちだけれど、非常に効果が高い分野だと言えると思います。大げさではなく、これからの日本が生き残れるのかどうかを、予防医療や終末期医療の在り方が左右していくと思います。

北島これまでは、大規模に展開する医療機関が、都市部で稼いだ収益を地方で還元するというようなこともありました。こうした経営も今後は難しくなってくるでしょうね。

松浪そうですね。これからの医療機関というのはやはり、海外にも日本の優れた質を提供し、医療ツーリズムなど様々なところで十分な利益を上げて、それを日本国民に還元していくというようなことも認めていかなければ、医療費の拡大する現実に対応できないと思うのです。

北島予防医療だけじゃなく、やっぱりメディカルツーリズムであったりとか、インバウンド向けに行う政策であったりというものを一企業としても考えて行かないといけない。それが多くの問題を解決すると思いますね。

松浪そうですね。高度な医療とかそういう分野で、特に我々が診療報酬で測りきれない分野にも将来的には視野を広げて関わっていければと思います。

Q.創新ヘルスケアを創業しようと何故考えたのでしょうか?

北島万乘代表取締役社長

松浪私は10年以上前に舛添要一さんが大臣の時の厚生労働政務官をさせていただいて以来、厚生労働行政に関わってきて、非常に変化が起こしにくい分野だと感じてきました。税金が多く投入される保守的な分野なんですけれども、人口減少、超高齢化にはもう今の体制ではついていけない。それに立ち向かう論点は主に次の2点です。一つは統治機構の改革であり、もう一つは社会保障全体をどう改革していくかです。特に社会保障改革は行政だけの話ではなく、民間企業がどういうイノベーションを起こすかに大きく左右され、さらには日本国民が充実した生き方を確立することが必要なんです。

北島そうですね。私は先輩は既存の政治家の枠には捉えられないマルチ政治家だと思っていて、ともに公に役立つ起業を志しました。取り分け、私が長年携わってきた「CRM」(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)という部分で、医療分野は非常に遅れているのではないか、と感じています。外食や小売の業界と比べて、やっぱり医療業界というのはそこが弱い。私自身が経験してきた広告の業態というものを、先輩の理念であったりとか、想いに活かせるのではないのかという風に考えます。

松浪僕も北島君がやってきたSMSによるマーケティングは本当にいいものだ、と思います。みんなが幸せになれるマーケティング技術であり、医療分野では非常に有益だと感じますね。

北島日本の未来に貢献したいとの思いから、私達は創業してですね、本当に国を良くする企業を作りたいと考えています。

松浪そうですね。まずはSMSサービスに特化して事業を立ち上げるけれども、少子高齢化、人口減少に立ち向かうという観点からはですね、様々な可能性が広げていければ、と思います。

Q.「CRM」の重要性についてどのように考えてますか?

代表取締役会長 松浪ケンタ・代表取締役社長 北島万乘

北島医療分野ではCRMが非常に薄いと指摘しましたが、まだそのCRMをしてる方だな。と思うのは歯科ですね。それでも、もっと本当は患者さんの為にできることがあるのに、という風に思っています。それを医療業界で広く実現するのが我々のミッションです。

松浪確かに歯科は混合診療的な分野が非常に多いので、そういう顧客というイメージがあると思います。けれども、やはり公費が大きく投入されている分野である以上、私は顧客と呼びたくはない。『CRM』の「C」はカスタマーを意味しますが、やっぱり「患者さん」(Patient) との関係の構築なんですね。だからこそ「CRM」ではなく「PRM」。よく「B to B」とか「B to C」なんて言うけれど、「B to P」という新たな概念に「CRM」を昇華させていければいいんじゃないかなと思いますね。

北島まさにビジネスは患者のために。「B to P」を創新するですね。「B to P」を確立して、社会に貢献するのが私たちのミッションです。

プロフィール
松浪ケンタ

1971年8月17日生まれ。大阪府出身。
新聞社で新聞記者として活躍し、2002年衆議院補欠選挙にて初当選。
その後、大阪都構想を実現する為に日本維新の会に参画し、大阪府議会議員として活動。

北島万乘

1982年5月2日生まれ。大阪府出身。
2009年4月にSMS(ショートメッセージサービス)を中心とした事業を展開する、ケイビーカンパニーを創業。創業者兼代表取締役社長。
事業家とは別に作曲家としても活動しており、男女問わずアーティストに楽曲を提供している。

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